不確か

不確かその頃、お付き合いをしていた彼は私に対して
確かなもの」を求めていたように思います。

彼は自分に自信が全く無い人でした。過小評価しすぎではないかと何度も言ったくらいです。
そんな彼だからこそ、私との関係の中にも確かなものを求めていたのでしょう。
かといって、私の中の好きの気持ちをいくら表現してみても
彼がそれを信じてくれなければ確かなものにはならないんですよね(汗)

もし、気持ちを切り取ることが出来るならそのまま彼に渡してしまいたいくらいでした(笑)

けれど、逆を返せば「確かなもの」って無いんですよね。
全ては変っていくものですし、不変なものを数え始めるとほんの少ししかないような気がするんです。
だからこそ恋愛も「今」を大切にしていくことが重要だといわれているのかもしれません。

「不確かさはお互いの中にあると思うから、こういう事は考えずに楽しいことに目を向けよう」
と彼に話しました。
そしてそれから暫く、彼の口から確かなものを求めたがるような言葉は耳にしませんでした。
毎日を充実させること。
2人の時間を楽しくあるように努めていく事でもっとよい関係が作れると信じていたのですが
彼は信じぬくことが出来なかったのでしょう。

私に対する不安感を払拭しきれて居なかったようでお別れを口にされてしまいました。